- ティームは6人編成です。部長、我々技術者2人、そして設備の人間3人。
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- さて、故障してリクライニングしない座席に11時間身じろぎもせず着いたソビエト連邦は、独立の2年前です。空港は自動小銃と鬼のようにあついベージュのコートを着た兵隊に警護された空港でした。ホテルで馬のえさのような夕飯を途方に暮れながら食べて部屋に入りました。
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- 一服するまもなく部長から「いくぞ」と声がかかり、夜の町に繰り出すことになりました。ここで部長のサバイバルEnglishを目の当たりにすることになります。はっきりいって、まだ素人の私から見てもめちゃくちゃな英語です。それでタクシーの運転手にあっち、こっちと指示をしています。それでも気迫で相手に分からせるという感じです。
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- ついたのはグルジアの郷土料理を食べさせるという、うれしいような殆どうれしくないようなバーでした。まっ、まずい、と思わず口にしてしまうような味の料理。
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- ところがその店、なぜか美しい女性たちでいっぱい。うれしいような、うれしいようなことです。そうこうしているうちに二人の女性が東洋人を珍しがってか、同席してもいいかと英語で聞いてきました。完全に相好を崩してしまっている部長に聞けば「Why
not」とのこと。
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- 考えてみれば、英語を始めて初めての一般人(?)との会話がうら若きロシア人の女性かい。う〜ん、妙な感慨に浸りながら.....
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- 結局部長と二人でホテルに帰ったのは朝の7時。部屋のドアの所に置いてあったあけてもいないスーツケースを持ってそのままチェックアウト。
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- 2時間の国内便の中では私はよだれをかいて寝てました。すいません、全く脱線してしまいました。気を引き締めて次のページへ。
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